今一度、自分の仕事を見直そう!
最近はガイアの夜明けを聴きながら、通勤することにハマり、
自分の仕事をどれだけ高めていくかについて考えてる日々です。
世の中には「プロフェッショナル」と呼べる人とそうでない人がいます。
この違いは非常に紙一重。
美容室で働けば、その人は美容師であり。寿司屋で働けば、誰でも寿司職人。
見習いだろうが新人だろうが、肩書きには職業がつきます。
ただ誰しもが「プロフェッショナル」と呼べるかといえば、それは別だと思う。
そこの線引きは非常に難しいが、自分は「プロフェッショナル」側でいよう。
人生がもったいないから。
では、今一度、自分の仕事を見直そう。
美容師向けですが、どうぞ。
今回はヘアスタイルを決める大切な『カウンセリングについて』
カウンセリング
まず、良い美容師は、あらゆる事にアンテナを高く張る必要があります。
美容師になりたての頃から、街に繰り出しては、街行く人々を観察し、
似合ってるヘアスタイルを見ては「いつかあのスタイルを造ろう」と頭にストックしておいたり、
似合ってない人を見ては、「何処を改善したら、良くなるのか」を考え、感じれるようになりましょう。
これらを日常的に習慣でするレベルになれば、カウンセリングは、比較的簡単です( ^ω^ )
、、、というのも、
カウンセリングはお客様がご来店された瞬間から始まってる
のです。
お客様の雰囲気や全体の印象。
ヘアスタイルのどの辺りを気にしているのか、仕草や手つきを見て感じとります。
パッと見で、ヘアカラーにツヤがあるか、肌の色とのマッチングは良いか?
100%当てはめる訳ではないのですが、ファッションやメイクである程度のジャンル分けもします。(雑誌も色々なジャンルに目を通しておく必要があります)
女性誌マトリックス
そうやって、自分の中にストックしたヘアスタイルから、どれを当てはめるか?
どんな感じが似合うか?
そのスタイルは私生活で実現可能か?
そして、そのお客様は普段、どんなヘアスタイル(人物像)を理想としているのか?
と、いった事に頭を巡らせます。
(もしかしたら意外な髪型をオーダーされるかも⁉︎といった予測も頭の片隅に置いておくと良いです)
ここまでで、まだお客様と会話してません。
頭の中で巡らせてるだけです。
時間にして、約30秒〜2分くらいです。習慣なので、このくらいで出来ます。
ただ、この行程(心の準備)が良いヘアスタイルを造るのにとても重要だと考えてます。
さて、やっとオーダーを伺います。
ボク「どんか感じにしましょう?」
頭の中《ちょっと耳後ろ辺りの膨らみがあって、重いな》
お客様「ちょっとなんかこの辺が重い気がするの」
ボク「あ〜、コレは嫌でしたね〜」
頭の中《ほら、やっぱり( ̄ー ̄)》
と、
まぁ、7〜8割、頭でイメージした通りの展開のカウンセリングになります。いや、9割かも。
そう!びっくりだと思いますが、意外とズレないのです!
※もし違ったとしても、頭の片隅には違うシュチュエーションも用意があるので、大丈夫。
頭の中で事前準備をすることで、お客様の不安をスムーズに解消し、
一緒に悩んで、迷走することを防ぐのです。
大切なのは、お客様の言ってる事!
お客様は言いたいことを伝えずに終わると、物凄いストレスを感じます。
例えヘアスタイルが良くても、伝えたいことが伝わってないと満足しないのです。
言いたいことは全部言ってもらって、解決していきます。
言葉に出来ない髪の悩みも、こちらから提案して解決します。
美容師側から言葉に出して解決していく事が、安心と満足に繋がります。
これらを叶えていく為に、頭の中での事前準備が必要なのです!
たかがカウンセリングと思ってると、落とし穴です。
今回はカウンセリングだけで。
ではー。