今一度、自分の仕事を見直そう!

最近はガイアの夜明けを聴きながら、通勤することにハマり、


自分の仕事をどれだけ高めていくかについて考えてる日々です。


世の中には「プロフェッショナル」と呼べる人とそうでない人がいます。


この違いは非常に紙一重。


美容室で働けば、その人は美容師であり。寿司屋で働けば、誰でも寿司職人。


見習いだろうが新人だろうが、肩書きには職業がつきます。


ただ誰しもが「プロフェッショナル」と呼べるかといえば、それは別だと思う。


そこの線引きは非常に難しいが、自分は「プロフェッショナル」側でいよう。


人生がもったいないから。


では、今一度、自分の仕事を見直そう。


美容師向けですが、どうぞ。

今回はヘアスタイルを決める大切な『カウンセリングについて』


カウンセリング


まず、良い美容師は、あらゆる事にアンテナを高く張る必要があります。


美容師になりたての頃から、街に繰り出しては、街行く人々を観察し、
似合ってるヘアスタイルを見ては「いつかあのスタイルを造ろう」と頭にストックしておいたり、


似合ってない人を見ては、「何処を改善したら、良くなるのか」を考え、感じれるようになりましょう。


これらを日常的に習慣でするレベルになれば、カウンセリングは、比較的簡単です( ^ω^ )




、、、というのも、
カウンセリングはお客様がご来店された瞬間から始まってる
のです。



お客様の雰囲気や全体の印象。


ヘアスタイルのどの辺りを気にしているのか、仕草や手つきを見て感じとります。


パッと見で、ヘアカラーにツヤがあるか、肌の色とのマッチングは良いか?


100%当てはめる訳ではないのですが、ファッションやメイクである程度のジャンル分けもします。(雑誌も色々なジャンルに目を通しておく必要があります)




f:id:haraguchi-cut:20160329114540j:image




そうやって、自分の中にストックしたヘアスタイルから、どれを当てはめるか?

どんな感じが似合うか?

そのスタイルは私生活で実現可能か?

そして、そのお客様は普段、どんなヘアスタイル(人物像)を理想としているのか?

と、いった事に頭を巡らせます。


(もしかしたら意外な髪型をオーダーされるかも⁉︎といった予測も頭の片隅に置いておくと良いです)


ここまでで、まだお客様と会話してません。


頭の中で巡らせてるだけです。

時間にして、約30秒〜2分くらいです。習慣なので、このくらいで出来ます。

ただ、この行程(心の準備)が良いヘアスタイルを造るのにとても重要だと考えてます。


さて、やっとオーダーを伺います。




ボク「どんか感じにしましょう?」

頭の中《ちょっと耳後ろ辺りの膨らみがあって、重いな》

お客様「ちょっとなんかこの辺が重い気がするの」

ボク「あ〜、コレは嫌でしたね〜」

頭の中《ほら、やっぱり( ̄ー ̄)》


と、
まぁ、7〜8割、頭でイメージした通りの展開のカウンセリングになります。いや、9割かも。


そう!びっくりだと思いますが、意外とズレないのです!


※もし違ったとしても、頭の片隅には違うシュチュエーションも用意があるので、大丈夫。



頭の中で事前準備をすることで、お客様の不安をスムーズに解消し、
一緒に悩んで、迷走することを防ぐのです。




大切なのは、お客様の言ってる事!

f:id:haraguchi-cut:20160329223937j:image

お客様は言いたいことを伝えずに終わると、物凄いストレスを感じます。
例えヘアスタイルが良くても、伝えたいことが伝わってないと満足しないのです。


言いたいことは全部言ってもらって、解決していきます。
言葉に出来ない髪の悩みも、こちらから提案して解決します。

美容師側から言葉に出して解決していく事が、安心と満足に繋がります。

これらを叶えていく為に、頭の中での事前準備が必要なのです!

たかがカウンセリングと思ってると、落とし穴です。

今回はカウンセリングだけで。


ではー。