仕事の事

美容師は、基本的には「地域産業」の要素が強い

(地域内の需要を満たして、お金を循環させているって事)


コンビニだと半径500m以内がターゲットのお客さんだと言われている。


スーパーマーケットだと2km〜5km以内がターゲット、

いわゆる「商圏」。


(もちろん、その地域が都内のように

徒歩+電車が当たり前だったり、

車移動が生活の基本だったりで、商圏は変わってくる)


ただ美容室、歯医者、病院、他にも信頼のおける店員、コンセルジュがいるお店などは+αの要素が入ってくる。


その+αとは「価値」だと思う。

お客様個人の価値観、これは人によって違う。


価値観は、”育った環境” "周囲の人達” ”生活水準” が大きく影響してくるので、

何が良いとか、悪いとか、そういう事を言いたいのではない。


100人いたら100通りの人がいて当然。


僕らの仕事は、その「価値」を伝える事だし、高めていくことだと思う。


それが、「お客様の期待に応える」で、「安心感」で、「また行く」になる。


その結果、「商圏」の垣根は越えられる。


では、その肝心な「価値」を伝える方法


人によっては


「オレはセンス(仕上がり)で伝えるぜっ!」


「オレは技術で魅せるぜっ!」


という人がいると思う。


、が!それは違う(キッパリ)


人に何かを伝える時は必ず



「言葉」



なのです。


美容師=技術職=職人=無口では、ダメなのです。


(物づくりの職人さんは多少無口な方がステキだ、と言う人もいるかもしれない)


あと、もちろんペラペラ喋れとも思ってない。


ただお客様が欲しがっている情報に気づけているのか、それを言えているのか、もっと考えた方が良いと思う。



今日は美容師の基本のトコロだけを取り上げたいと思う


1.シャンプーの説明、2.カットの説

明、3.スタイリングの説明、4.カラーの説明、5.パーマの説明、6.トリートメントの説明



これらは、お客様にとって、重要だけど、詳しい事はわからない。


人によっては難しい話は面倒だから、説明いらないって人もいると思う。(というか、そういう人は表情見ればわかる)


ただ!

だからといって、説明無しはダメ。だと思っている


(自分の体に起こっていること、やっていることに説明ないのは、ボクは嫌だな〜(ぶるぶる))


ボクら美容師にとって常識だと思ってる事(耳後ろは重くなりやすいとか)でも、話すor話さないで、価値が大きく違う。


お客様にとって、それが「価値」になる


そのことを忘れないように


メモ