人を育てる6の心得 ”その❶”

こんにちは、美容師ハラグチです^ ^


今日は【教育】についてを記事にしたいと思います。


(⚠︎内容が、長いので、

”その❶”  ”その❷”の2部に分けてます。)


私自身、たくさんの人に育てられ、今があります。

どれをとっても、何一つ無駄だと思ったことはありません!


これは教わる側のスタンスとして、1番大切な事です⚠︎


現在、教わる側にいる人は是非参考にしてみて下さいね^ ^


では、本題へ


私自身、美容師として、スタッフの教育を任せてもらったり、

セミナーなんかだと、年上の人に教える事もあります。

美容学校に講師として出向き、生徒に授業をしたりもします。


そういった経験から、見えてきた、教育の心得。


その中から忘れがちな

【人を育てる6つの心得】を書きたいと思います。




【人を育てる6つの心得】


⑴ 【勝手にそいつと比べるな!】


特に、日本人は「右へ習え」の学校教育を受けてきている人が多く、無意識に人と人を比べてしまうトコロがあります。


対比することで、わかりやすく説明しているつもりになっているのです。


ただ相手にとって、他と比べてられるということは、

ただ単に困惑するだけなのです。


「だって私は私であって、○○ちゃんではないのに。」


もちろん、育った環境も違えば、性格、手先の器用さ、容姿、何もかも違うわけです。


結果、困惑し→怒る人、黙り込む人、泣く人、落ち込む人。

色々なケースがあります。


が、そのどれも根本的な解決になりません。


そこで、私がオススメしてるのは、

「教わる本人が、(目標としてる人)と比べて、具体的に、どうしていけば最善のルートになるか」


これは非常に耳に残りやすく、身体に馴染みやすいのです。


1番大切なのは、教わる本人が気づく事ですが、

本人の意志に反した話をすると、違うなぁと思う部分だけが気になってしまい、大切な本質の部分が耳に入ってきません。



⑵ 【教わる側のスタンスだけ気にして、教えている側のスタンスは気にしてない】


ヘアサロンの勉強会で良く出てくる話で、

「教わる態度が悪い」とか「お前、教わる気あるの!?」とか「話聞いてるの!?」

といった教わる側のスタンスの問題の話は良く出てくることです。


確かに態度の悪いヤツに教えてたくはありません。


ただ今回は教える側の話です。


教える側の態度や熱意、スタンスは、あまり問題になることは少ないように思います。


教えてあげてるんだから、こちら側に問題は無い。教わる方が悪いんだよ!なんて思ってると、人を変えるなんて絶対に無理です。


人は、なかなか変わりません×


ただ、だからといって、相手のレベルまで下げる必要はありません。


それは最終的に相手の為になりません。


では、どうすれば、、、

昔から、熱血先生は最終的に好かれます。


ただし、自分のエゴを押しつけるのとは違います。


熱意を持って、自分の優先順位を下げるのです。


自分の優先順位があまりにも高い人は教育者には向きません。


お腹が減ったからといって、食べながら教えてはいけません。

疲れたからといって、座りながら教えてはいけません。

つまらないからといって、携帯を見ながら教えてはいけません。


自分の欲を抑えられない、自分勝手な人は教育者にはなれません。


どこかに、そういった部分、ありませんか??



⑶【あなたの常識が、みんなの常識だと思っていませんか】


社会に出ると、周りにいる人達は皆、

両親の教えや、見てきたモノ、育った環境、価値観や考え方、などなど、、、

100%同じ人なんていません。


まぁ、当たり前ですよね。


ただ学生時代だと、ほとんどの人は、気の合う人、いわゆる「友達」とばかりいる人がほとんどでしょう。


それは、価値観が合う。もしくは共感できる。

だから一緒にいるのです。


そこから、社会に出ると十人十色。


色々な人がいます。

中には、人種や国籍、風土や風習の違う人だっています。


社会に出たばかりの頃は、その違和感に悩む人も多いのではないでしょうか?



では、そんな人達に、どうやって技術や仕事を教えていけば良いのか!?



その答えはコレです。


【 基礎を教える】

いわゆるBASIC(ベーシック)が、そこにしっかりある!ということが大事です。


それは、一つ一つ意味のある動きや考え方。それを【基礎】として、「ある!」

ということです。


そして、会社の役員クラスから1年目の新人まで、全員が【基礎】を共有している。


そうなると、個人差はあるものの、人間は必ず適用しようとします。


ジャングルの奥地で生活していた人も、都会に出てきて、慣れた頃にはエレベーターにも乗るでしょう。

車が危険だとわかれば、信号待ちをするでしょう。


人は環境に適用するのです。


全員が基礎を共有する事で、基礎は共有しないといけないと、肌が感じるのです。


共有しないと、その環境では生きていけないのですから。




では、続きは「その❷」で


最後までありがとうございました(^^)